阪神・村上 2年連続開幕投手 藤川監督今年もサプライズ発表 信頼不変「頌樹、来年もね」最速V火付け再現へ

 阪神・村上頌樹投手(27)が2年連続の開幕投手を務めることが27日、昨年に続いて藤川球児監督(45)からサプライズ発表された。3月27日の巨人戦(東京ド)で先発予定。開幕白星から史上最速リーグVを成し遂げた昨季の再現を誓った。昨年3月28日に行われた広島との開幕戦(マツダ)では8回2/3を無失点で勝利も、完封目前で降板していただけに、リベンジを狙う。

 藤川監督の力強い声に呼ばれ、会見場に“主役”が姿を現した。開幕まで、ちょうど残り1カ月。「3月27日の東京ドーム、読売巨人との開幕投手を発表します。どうぞ!」。無数のフラッシュを浴び、村上が登場。大きな期待と責任を背負いながらも、落ち着いて指揮官の隣に立った。

 「(開幕は)チームの顔となる人がマウンドに上がるので、しっかり良い試合がしたいです」

 2年連続の大役を告げられたのは1年前と同様のシチュエーションだった。昨季の開幕投手は、24年11月のタイガース杯ゴルフでラウンド中に通達。験担ぎの意味も込め、指揮官からは昨年の同行事中に「ショートホール手前にある茶店」で「頌樹、来年(26年)もね」と伝えられた。

 右腕は「初めての時はびっくりしましたけど、2回目だったので落ち着いて受け入れられました」と淡々。「あの緊張は初戦でしか味わえない。今年も活きると思う」と、ひと回り成長した姿で特別なマウンドに立つ。

 心残りも晴らしたい。昨年の開幕戦では九回2死まで135球を投じたところで、一、三塁のピンチを残して岩崎へとつなぐ形となった。「後ろも強力なので」と救援陣に信頼を寄せつつも「(シーズンの)入りが良ければまた自信になると思いますし、今年は投げ切れるように」と雪辱の思いも秘める。

 敵地で迎える伝統の一戦。数字上では、これ以上ない舞台だ。巨人戦は通算7試合で4勝0敗、防御率0・54。さらに東京ドームでは5試合で3勝0敗、防御率0・26と無類の強さを誇る。「乗り込んでいくという気持ちがいい結果につながっているのかな」と要因を分析。「相手の予想は伊織(山崎)。投げ合えたら光栄」と同学年右腕との競演も熱望した。

 指揮官は坂本の開幕マスクも合わせて発表した。WBC日本代表に選出されている扇の要とは開幕直前までバッテリーを組むことができないが「何年も組んでますし、大丈夫かと思います」と右腕。「坂本さんが疲れてるか疲れてないかの違い。ちょっとだけ休んで、また頭をフル回転に使ってもらえたら」といたずらっぽく笑った。

 「チャンピオンとして迎えるんじゃなくて、挑んでいくような。自分たちから攻めていけるように」。王者の誇りはあれど、おごりはない。悲願の連覇を狙う1年が、エースの投球から幕を開ける。

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