阪神・浜田 開幕スタメン照準 藤川監督からMVP指名「ありがたい」空白の左翼争い「どんどん打ってアピール」

 「阪神春季キャンプ」(25日、宜野座)

 阪神・浜田太貴外野手(25)が25日、移籍1年目での開幕スタメンに照準を定めた。昨年12月の現役ドラフトでヤクルトから加入。虎戦士として臨んだ初のキャンプを完走し、藤川監督からMVPの一人として名前を挙げられた。沖縄では自慢の打棒で存在感を際立たせ、目指すは“空席”となっている左翼の定位置奪取。バットの勢いを加速させ、激しい競争を勝ち抜く。

 大きな荷物を重そうに持って、浜田は球場から引き揚げてきた。その表情に、心地いい疲労感が漂う。新戦力という位置から始まったサバイバルは上々の好発進。「ケガもなく、充実した1カ月になりました」と中身の濃い2月を振り返った。藤川監督からMVPの一人に挙げられ「選んでもらって、ありがたい」と笑顔で受け止めた。

 ここからはオープン戦も本格化する。狙うは自身3年ぶりとなる開幕スタメンの座。3月27日・巨人戦(東京ド)のラインアップに名を連ねるべく、前川や高寺、中川らとの激しい競争に挑む。「オープン戦でどんどん打ってアピールして、そこ(開幕スタメン)を目指して頑張ります」と闘志をみなぎらせた。

 そのための第一関門は突破したと言っていい。先乗り合同自主トレ初日の1月29日は、フリー打撃で今年の“宜野座1号”をマーク。今キャンプ初の実戦形式となった4日のシート打撃では右翼ポール際に自身の“虎1号”を放った。

 さらに今春初の対外試合、8日の練習試合・日本ハム戦では左越えに先制ソロ。持ち前の長打力を惜しみなく披露し「打ってアピールできたので、良かったなって思ってます」と持ち味の発揮をプラスに捉えた。

 紅白戦も含めると、今春の実戦は14打数5安打3打点で打率・357。「もう去年のこともあんまり覚えていない。今年は一からのスタートだったので、必死にやってました」。新天地で己の立場を確立しようと、ガムシャラに汗を流した。チームの旗印でもある「没頭」を体現したからこそ、好結果につながった。

 打撃の取り組みは良化途上。「打撃フォームを固めるというテーマでやってきた。できていない部分もあれば、少しできていることもあった」と自己分析した。今後はその完成度を高めていく。「長打を打っていきたい気持ちもあるけど、力み過ぎずにやっていきたい」と浜田。春の大目標に向かって、力強くアクセルを踏み込んでいく。

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