阪神・ドラ3岡城が2大目標 倉敷弾&侍入り“糸井ロード”で叶える 同じ投手→外野手転向の超人道しるべに

 阪神のドラフト3位・岡城快生外野手(22)=筑波大=が27日、地元の岡山県内で自主トレを公開した。キャッチボールやティー打撃など、約3時間の練習。その中で2大目標を掲げた。①倉敷開催の試合で本塁打を打つこと②将来は日本代表になること。憧れの選手はデイリースポーツ評論家の糸井嘉男SA(44)で超人はどちらもクリアしている。岡城も高校時代は投手で大学から外野手に転向。“糸井ロード”で夢を実現していく。

 帰省ラッシュに突入しても、岡城の“仕事納め”はまだ終わっていなかった。地元の岡山県内でみっちりと約3時間の自主トレを敢行。「ゆっくりしたいところではあるんですけど、やるときはやるというのを意識してやっていきたい」。これもプロの舞台で夢をかなえるため。大きな二つの目標をぶち上げた。

 岡山駅にはドデカい山本由伸(ドジャース)のポスターが掲載されていた。晴れの国のプロ野球選手といえば、今は山本1択。26日に実家へ帰ってきたが、街中で声をかけられることは少なかったという。「活躍してもっと名を売っていけたらいいなと。(山本に)負けないようにやっていきたい」。地元で知名度アップのため、阪神ではとっておきの舞台がある。

 来年5月19日には倉敷マスカットスタジアムで中日戦が組まれている。阪神ではおなじみの地方開催で、岡城自身も小学生の時に足を運んだ。「それ(本塁打を打つこと)ができれば最高ですし、喜んでくれる人も多いかなと思いますね」。憧れの糸井氏は18年に同球場でアーチを描いている。当時は受験期で観戦できなかったが、偉大な先輩に続きたい。

 その先に見据えるのは侍ジャパン入りだ。筑波大時代は日本代表の合宿に招集されたが、選出されず。「日本代表は野球をやっている以上、目指していきたい」。これまた糸井氏は2013年のWBCで日の丸を背負っている。超人に憧れ、走攻守での活躍を夢見る岡城には、これ以上ない道しるべだ。

 自身も高校時代は投手だったが、大学で野手に転向して開花した。「変なプライドは一切ない。ほんとに下からはい上がるだけ」。ここから岡城のシンデレラストーリーが始まる。

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