阪神 関西スポーツ賞表彰式に原口文仁氏ら出席 前日にハワイから帰国
阪神が23日、関西運動記者クラブ選定の「第69回関西スポーツ賞」を受賞。大阪市内のホテルで行われた表彰式に粟井一夫球団社長(61)が出席。「万博もあり関西が非常に盛り上がった年にタイガースもいい勝ち方ができたかなと。そのご褒美としてありがたく頂戴します」とあいさつした。
今季限りで現役を引退した原口文仁氏(33)は功労賞を受賞。「歴史のある賞をいただいて、本当にうれしく思います」と笑顔を見せた。
16年間の記者との思い出も語った。「悪い時でも思いっきり書いてほしいっていう。そういう気持ちは常に持ってやってきた」と思いを吐露。「僕たちが一生懸命仕事して、皆さんも一生懸命仕事しようとしてるので、そういうのは自分の中では当たり前だと思ってやってきた。そういう関係がすごく僕は良かった」と振り返った。
前日にハワイの優勝旅行から帰ってきたばかり。「今までだったら、すぐトレーニングや練習とをオフシーズンに入ったらやっていたんですけど、やらなくなって、すごく不思議な感覚で日々生活していますね」と引退後の生活について話した。
今後には「野球教室しかり中学生のチームも少し教えますので。それも野球界への貢献だと思うので取り組んでいきたい」と話し、「いろんな勉強、もちろん野球の勉強も含めはいろいろしていきたい」と新たな挑戦もしていくことを意気込んだ。
2月に亡くなった吉田義男氏は特別・功労賞を受賞し、長女の八田智子さんが表彰式に出席した。
関連ニュース





