阪神・藤川監督が明言! 育成2位・山崎は2・11紅白戦で石井と対戦 熱意買った!“右殺し”育成1位・神宮と高評価

 新入団選手について語る藤川監督
 ポーズを決める山崎
 ポーズを決める神宮
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 阪神・藤川球児監督(45)が15日、大阪市内のホテルで行われた新人選手入団会見で、育成ドラフト2位・山崎照英外野手(23)=関西独立リーグ兵庫=の意気込みを買い、来年2月11日に予定している紅白戦(宜野座)で石井と対決させると明言した。

 「育成の山崎君が『石井と勝負したい』と言っていたので、2月11日の紅白(戦)に出てもらおうかなと思います」

 サービス精神おう盛な、藤川監督らしいサプライズだ。入団会見の壇上で山崎は「独立リーグ出身で今年も何十試合と無失点に抑えていて、そういう人の球を見たい」と石井との対戦を熱望。指揮官は「大智(石井)のプラン的にも11日かな」と即決。右腕の調整ペースに配慮しつつ、ルーキーの希望をかなえた形だ。

 山崎だけではない。最速150キロに迫る横手投げ・育成1位・神宮(東農大オホーツク)は“右殺し”として期待している。広島・末包、中日・細川、ヤクルト・サンタナら右の長距離砲の名前を挙げ、「非常に楽しみ。神宮の良さはインコースに突っ込んでいけるところ」と対戦のイメージを膨らませた。

 壇上では改めて「満点のドラフトでした。12球団で最もいいドラフトができたと自負してます」とニンマリ。支配下5選手に加えて、育成2人に対しても「育成で取れた選手というだけであって、能力的にはほしい選手ですから、近未来に」と一芸を高く評価している。今季も育成入団の工藤、早川が支配下登録を勝ち取っており、来年7月までチャンスは広がっている。「ポジションはどこでも空いていますから」と指揮官。ルーキーにも切磋琢磨(せっさたくま)の姿勢を求め、新しいチームを作り上げていく。

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