阪神・坂本 最強兵庫県人でてこい!今季主力県民5人がチームけん引 下村&今朝丸にゲキ、ドラ4早瀬にも期待
阪神の坂本誠志郎捕手(32)が10日、日本テレビ系バラエティー番組「秘密のケンミンSHOW極」の収録に兵庫県民代表として参加し、兵庫県出身選手全員でチームをけん引すると意気込んだ。今季は坂本をはじめ近本、佐藤輝、才木、村上がタイトルを獲得し“兵庫最強メンバー”でリーグ優勝を先導。来季は下村と今朝丸、さらにドラフト4位の早瀬も加えた8人で虎を引っ張っていく。
兵庫県出身で地元球団に所属。盛り上げないわけにはいかない。県人会で最年長の坂本は、来季はチームの兵庫県人全員での活躍を見据えた。
「タイガースで兵庫県の選手で(活躍)となったら、地元ファンも喜んでくれる。まだ出てきていない兵庫県人もタイガースには何人かいるので、一緒に活躍できたら」
今季の虎は兵庫県出身選手の活躍が顕著だった。坂本はゴールデングラブ賞とベストナイン、村上との最優秀バッテリー賞も受賞した。佐藤輝は本塁打王と打点王の2冠、近本は盗塁王に輝き、村上は投手3冠、才木は最優秀防御率を獲得した。
兵庫県人はこの5人だけではない。右肘のトミー・ジョン手術からの復帰が見込まれる下村、さらに2024年度ドラフト2位の今朝丸も来季以降に期待がかかる。坂本は「みんな戦力だと思うし、下村や今朝丸の映像を見ても十分できると思っている。バッテリーは共同作業の部分がたくさんあるので、一緒にできたら」と共闘を心待ちにした。来季からは25年度ドラフト4位で兵庫県出身の早瀬(神村学園)の入団も決まっている。
「ほぼ稼働はしない」と言うが、主力県民5人のLINEグループが存在している。開幕前、チーム内の兵庫県人で「兵庫県の選手で盛り上げられたらいいな」と話していたことを実現させた。来季に向けても結束を高めるつもりで、春季キャンプ以降に食事会を予定しているという。8人そろって食事に出かけるためにも、兵庫県出身の若虎3人がはい上がってくることを願っている。
兵庫県人の活躍で連覇に導ければ、地元がさらに盛り上がることは間違いない。「そうならないといけないと思うし、また頑張りたい」。地元球団の代表として、兵庫をより一層活気づけていく。
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