指揮者の佐渡裕氏が７日、大阪市内で行われた「サントリー１万人の第九　２０２５～１万人で歌を贈る日～」（ＭＢＳ・ＴＢＳ系、２０日、後４・００）に出演。サプライズゲストで登場したプロ野球・阪神タイガースの小幡竜平内野手へ、リーグ優勝を祝う“１万人の六甲おろし”を贈った。

　生粋の虎党としても知られる佐渡氏。今季遊撃手として存在感を見せた若虎の登場にこみ上げてくる笑みを隠せず、「２試合連続ホームラン、２打席連続ホームランはなんだったんですか、あれは！」と、７月２０、２１日の巨人戦で見せた３本の本塁打を思い出して大興奮。司会の松岡茉優から「佐渡さんのお目々がこんなに垂れ下がっているのを初めて見ました」とツッコまれ、「さっき内緒で２ショットを撮ってもらいました」と、いたずらっぽく笑った。

　「いつもテレビかスタンドから応援している、僕にとって憧れの人ですから」と、興奮冷めやらぬ中、２年ぶりのリーグ優勝を祝して、ラデツキー行進曲とミックスされた「六甲おろし」を国内外から集まった１万人の合唱団とともに歌い上げ、小幡へプレゼントした。

　２３年に日本一となった際には大竹耕太郎投手が登場。ゲストに関しては佐渡氏自身がリクエストしているといい、職権乱用を問われると「（公演の）総監督ですから」と笑いつつ、連覇への期待を口にした。