阪神・高橋遥人 オフは「生き物的に強く」フィジカル強化へ 日本Sで打撃直撃の左肘は「全然大丈夫」

 電車と一緒に走り込む高橋(撮影・北村雅宏)
 練習中に笑顔を見せる高橋(撮影・北村雅宏)
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 阪神の高橋遥人投手(29)が5日、レベルアップのオフを過ごすことを意気込んだ。「左尺骨短縮術後に対する骨内異物除去術」を受けてから約1年。7月に1軍復帰登板してから、今季は8試合に登板して3勝1敗の成績を残し「しっかりまた投げられるようにしてもらって感謝です」と改めて語った。

 リハビリもなく過ごせるオフは、20年オフ以来となる。「生き物的に強くなれるように」と目指すのはフィジカル強化だ。「体の大きい人が強いと思う。ウエートはまたやろうかなと。あとは走れるように。ジャンプ力とか身体能力を上げられるように」と久々に動けるオフの喜びをかみしめながら、トレーニングにいそしむ考えだ。来季、1年間1軍で投げ続けるためにも、オフに強い体を作り上げたい。

 この日は日鉄鋼板SGLスタジアムでの残留練習に参加。キャッチボールやノックなどで汗を流した。10月29日の日本シリーズ第4戦では、打球が左肘付近に直撃して緊急降板。まだ少し腫れはあるというが「全然大丈夫です」と笑顔で話した。充実のオフを過ごし、来季のさらなる飛躍につなげる。

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