阪神・岡田顧問 才木と村上は「同点で代えるとかは違う」「勝ち負けをつかさんとあかん」

 阪神・村上
 阪神・才木
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 阪神・岡田彰布オーナー付顧問(67)が1日までにインタビューに応じ、球団初のリーグ連覇と3年ぶりの日本一を目指す来季への課題を挙げた。1勝4敗で幕を閉じた日本シリーズでもウイークポイントとなった「6番」の機能的な働きの必要性を強調。今季6番に入ることが多かった遊撃と左翼のポジションについて、「伸び悩んでな。結局誰もアカンかったやん」と厳しい言葉を向けつつ成長を促した。

  ◇  ◇

 -藤川監督の野球について。JFKのようにはいかないが、勝ちパターンでいく野球は同じように見える。

 「いやいや、それはあれやんか。後ろからやるからやんか。今年は2人やったろ、規定投球な。だから結局、勝敗が少な過ぎるんよ。(DeNAの)東は勝ちと負け足したら、登板数の2個しか変われへんやん(東は24試合で14勝8敗)。でも才木と村上は五つも六つも違うやろ。そうじゃないやっぱりな。6連戦で頭いくピッチャーは同点で代えるとか、それは俺は違うなと思っているな。後ろに自信を持っているから代えてしまうんよな。もっとなるよ、DHになったら。いつでも代えられるから。その辺の価値観やろな」

 -才木、村上クラスは白黒はっきりつかせるまで投げさせる。

 「そうそう。あいつら2人が投げる時はあいつら2人に勝ち負けをつかさんとあかんわ。はっきり言うて。14のなんぼや村上?(14勝4敗で)18やんか。26回投げとんで。八つも関係ない試合になっているわけやろ。それはあかんわ」

 -ローテを支える投手は勲章ではないが負け数も。

 「10勝10敗のピッチャーも1人つくるんよ。岩田(稔)みたいな。そんなん当たり前のことやん。選手には言えへんけど、心の中ではそう思っているやん」

 -責任をより持つ。

 「3連戦の頭がある程度な。どっちが先とかそういうんはな。同級生やし勝てるわ、どっち先やっても。その辺はちゃんとな。5人くらい計算できたら十分戦えるよ。あいつら2人おって、10勝10敗が1人おって、8勝3敗を2~3人つくっといたら簡単やろ」

 -先発はレベルが高かった。

 「レベルっていうか防御率があんなんやから、それはまあ。レベル高いっていうか、良くなってそれの積み重ねやって。それはおまえ、村上もそうやんか。去年1年間な、火曜日いって1年間ローテ投げて規定投球で7勝って、これなんで悪いやろって思うわ。5年ぶりくらいちゃうか。火曜日のピッチャーが最多勝取ったの。見てみい、菅野とか全部日曜日よ。才木も13勝ったの日曜日や。村上と東で4、5年ぶりちゃう。開幕投手が最多勝取ったん」

 -石井らリリーフ陣も頑張った。

 「石井なんて良かったよ、おまえ。今年良かったんじゃなくて去年、おととしから良かったよ。だからそれは使うとこよ。及川も良かったやんか。だから先発で使うて2回もマメできて、そうなんよ。左でそないしてな、今年みたいにリリーフでブルペンな。でも、2年前は岩貞とか島本の方が良かった。及川と比べたら。それだけのことやんか」

 -石井と及川がいなかったら独走していない。

 「2人いてなかったって、おるやんか。前からおるピッチャーやのに、なんでおまえ(笑)。去年もおととしもおったやんか。そら力がついてきたら投げる回数も増えるのは当たり前やんか。そらチームとして勝ちたいから。そういうことやんか。徐々に力をつけてきたな~とは思ってるよ。だから今年の与えられたポジションやろな。今は先発のメンバーよりも、あの及川のポジションの方が一番貢献しやすいポジションになってるやんか」

 -坂本の存在は。

 「今、(カウントが)3-2でインコース真っすぐ要求するの坂本くらいや。そこに投げ切れるピッチャーがいてるからな。そこのな、勝ち方もみんな分かったし、でも去年、こんな事したら負けるってのも分かったやないか。そういうことやんか。去年(CSファーストSの)あそこで高橋遥人がDeNAの牧、宮崎に外真っすぐ投げんでインコース投げとったら、勝っとったかもわからん。だからそういうやられた反省もあるから、今年なんかあないしてインコース真っすぐ攻められるわけやん。だからそれは自分の経験やな」

 -佐藤輝は守備で不安がなくなって、バッティングにもいい影響が。

 「守備で不安って、俺はやっと5年間、ノックの数がおうてきたなと思ってるけど。ノック受けたらみんなうまなるやんか。やっとこの3年間ぐらいでなあ、本数もやっと受けて、ほなうまなったやんか。そりゃノック受けたら、うまなるいうことやんか」

 -森下は打点とホームランが増えた。

 「そりゃな、徐々に慣れてったらホームラン増えるよ、うん。プロ野球選手やからな、やっぱりだんだん徐々に慣れてくるやんか。1年目余裕なかったけど、だんだんそりゃな、2年3年たってきたら増えるの、当たり前のことやんか」

 -攻撃陣はもっと伸びしろがある。

 「だから、伸びしろって言うかね、俺は1年目23年勝って、24年に、まだ物足りんと思うわ。中野でも最多安打を取ったわけやろ?盗塁とか、近本も。徐々にな、それを積み重ねていったらええなと思ってたけど。みんなもっと良くなろうと思うとる。良くなるんじゃなしに、1年1年の積み重ねで良くなっていったらいいんだけど。やっぱチームとしての貢献度の積み重ねで数字が残っていくいうのが、一番チームにとってプラスになるから。ただ単に自分の数字だけを上げようとしてたら怖いよな」

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