打者転向の阪神・西純 秋季Cテーマは「没頭」 すでに左手のマメ2層目に「バットが手から離れないくらい振らないと」

 阪神の西純矢投手(24)が31日、野手として臨む秋季キャンプでのテーマに「没頭」を掲げた。1日から17日までの強化期間はやることだらけで、一心不乱にバットを振り込む決意。みやざきフェニックス・リーグには参加せず、SGLスタジアムで残留練習を行ってきたが、本格的に野手として動き出す。

 左の手のひらは痛々しいほどのマメができていた。野手転向が正式発表され、初練習から約3週間。西純が死に物狂いでバットを振ってきた証しだ。「もう2層目です」。1度できたマメがつぶれ、2度目のマメができた。野球少年に戻ったような表情だった。

 10月10日に野手転向が発表され、翌日には甲子園で外野守備に就いた。その後もSGLスタジアムで残留練習を行い、野手として秋季キャンプに参加する。「野手でやることは全部初めてですし、いろんな方に教えてもらえる機会もある。吸収しながら、レベルアップできるように頑張りたい」。一からのスタートだからこそ、スポンジのような吸収力がある。

 宮崎から帰阪した平田2軍監督は数日間、西純の取り組む姿を見てきた。「今はもう足がパンパンじゃない?何日か見た中でもすごく意欲的にやっている。意気込みっていうのは、ものすごく感じる」。安芸では徹底的に振り込みをさせる考えで、野手としてのイロハをたたき込まなくてはならない。

 “地獄”のキャンプになることは西純も大歓迎だ。「メニューは全てこなすのは当たり前。周りの野手と同じ量では差を埋められない。バットが手から離れないくらい振らないといけない」。バットは友達。24時間、握り続ける覚悟はできている。

 テーマは没頭。藤川監督が昨秋キャンプで掲げたものでもある。「野球に没頭してやりたい」。バットは10本ほど持ち込み、打撃用の手袋も6セット用意した。打つだけでなく、走攻守での進化が必要。来季は育成契約になる見込みで、支配下登録をつかむためのアピールが始まる。ハロウィーンの日の宣言。投手から野手へと変身し、心技体全てで成長する。

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