阪神 強力投手陣がまさかの大炎上 デュプランティエが二回途中7失点KO→岩貞が山川に3ランを被弾→打球直撃で緊急降板の悪夢も

 「SMBC日本シリーズ2025、ソフトバンク-阪神」(26日、みずほペイペイドーム)

 阪神が序盤に悪夢の9失点を喫した。ジョン・デュプランティエ投手が1回2/3を7失点でKO。2番手の岩貞も山川に致命的な3ランを被弾した。

 先頭の柳田、続く周東に連打を浴びて無死一、二塁のピンチを招いた。ここで柳町の初球、送りバントの構えからバットを引いたことで二塁走者の柳田を二、三塁間の挟殺プレーに持ち込んでタッチアウト。これで落ち着くかに思われたが、判定に嫌われ柳町を四球で歩かせてしまった。

 近藤は三振に仕留めたが、2死から栗原に右前適時打を浴びて同点。さらに山川にはカウント2-1からのストレートを捉えられ、右中間フェンス直撃の2点二塁打を浴びた。ここで安藤投手コーチがマウンドへ。川瀬にもボールが先行したが、何とか一ゴロに仕留めた。

 さらに二回は1死から牧原大に四球を与えてしまうと、柳田の打席で二盗を決められた。2死から周東に左中間を真っ二つに破られる適時三塁打を浴び4点目を失った。さらに暴投で失点を重ねると、近藤に右翼線適時二塁打を浴びて大量6失点。ここで藤川監督がベンチを出て降板となった。

 2番手の岩貞は栗原に死球を与え、さらに山川には左中間へ特大の3ランを被弾。幸先よく先制したはずが、まさかの9失点となった。これには敵地に多く詰めかけた阪神ファンも静まりかえっていた。阪神投手の1試合7失点は史上2番目のワースト記録となった。

 さらに三回は2死一、二塁から柳町の痛烈なピッチャー返しが岩貞の左肩付近を直撃するアクシデントが発生。左腕は緊急降板となり、ルーキーの伊原がスクランブル登板。近藤を打ち取ってスコアボードにゼロを刻んだが、弱り目に祟り目のアクシデントになった。

 伊原は五回にピンチを招き、暴投で1失点。中盤までに2桁失点を喫する厳しい展開になった。

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