阪神・中野が佐藤輝の失策をカバーする好守 痛烈打球音に聖地悲鳴も難なく処理 解説も絶賛
「ＪＥＲＡ ＣＳセ・ファイナルＳ・第３戦、阪神－ＤｅＮＡ」（１７日、甲子園球場）
阪神・中野が初回１死二塁のピンチで、ＤｅＮＡ・佐野の痛烈な打球を難なく処理し、ピンチの芽を摘んだ。
初回１死から、桑原の三塁線への打球を捕球した佐藤輝が一塁へ悪送球。カメラマン席に送球が飛び込み、走者は二塁へ進んだ。１死二塁で打者・佐野。カウント３－１から狙い球を直球に絞っていた打球は中野の左側を襲う痛烈な打球となったが、素早く回り込み、体を前傾にしてイレギュラーしても胸に当てて前に落とすという懸命の姿勢を見せて捕球し、打者走者をアウトにした。ＣＳ放送で解説を務めた阪神ＯＢの福原忍氏は「これは難しい打球でしたけど、うまく処理しましたね」と絶賛した。
２死三塁となったが、高橋が筒香を左飛に仕留めて無得点。中野の体を張った好守が佐藤輝と高橋を救う初回となった。
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