阪神・西純が野手転向 球団打診に本人受諾、11日始動 育成契約の見込み 竹内副本部長「ポテンシャル十分感じている」
阪神は10日、西純矢投手(24)が野手に転向すると発表した。球団から打診し、本人が受諾。来季は育成契約となる見込みだ。
ドラ1右腕が再スタートを切る。西純は今季、2月に右肘の手術を受けるなど、新人だった20年以来5年ぶりに1軍登板なしで終わった。竹内球団副本部長は「登板時の打席でも期待を持たせる豪華なスイングを見せてもらった」と、転向を打診した理由を説明し「ポテンシャルは十分に感じているし、本人もやる気をみせた」と話した。
22年5月18日・ヤクルト戦(神宮)では本塁打を放つなど、少ない打席で打力を発揮してきた。過去には糸井嘉男SAのように投手でプロ入りし、野手に転向で成功した例もある。竹内副本部長は「甘いものではない」と強調しながらも期待を込めた。
11日からは野手の練習に参加する。ポジションについては現時点で未定で、秋季キャンプなどで見極めていくという。
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