阪神・福島 ウエスタン単独トップ31盗塁 「点差が点差だったので複雑」も2位に1差

 「ウエスタン、ソフトバンク10-0阪神」(19日、タマホームスタジアム築後)

 初の盗塁王獲得へ前進した。阪神・福島圭音外野手(23)が1安打1盗塁を記録。試合前時点で、トップタイで並んでいたイヒネ(ソフトバンク)をリードし、31盗塁で単独トップに躍り出た。

 六回2死一塁。1軍経験豊富な東浜のシンカーを捉えた。打球は二遊間を抜ける中前打。一、三塁に好機を拡大すると、続く佐野の打席では2球目に二盗に成功。カーブがバウンドし、捕手は送球できず。変化球主体だった右腕の隙を突いた。

 それでも笑顔はなかった。「点差が点差だったので複雑。初回から四球が取れて走るのが理想だった」。振り返ったのは初回先頭での空振り三振。オスナに対しフルカウントへ持ち込んだが、最後は直球に空を切った。「なんで1番打たせてもらってるか考えて出塁できたら」。数だけにこだわらず、自らの快足で勝利に導くのが福島の望みだ。

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