阪神 緊急交代の中野「大丈夫です」しっかりとした足どりで引きあげる 藤川監督も説明「会話もしてちゃんと答えられていたので」
「阪神5-4巨人」(31日、甲子園球場)
阪神の二塁手・中野が九回2死、一塁走者の浅野と交錯するアクシデント。ベンチへ引きあげ、そのまま植田と緊急交代した。
試合後、中野は報道陣に「大丈夫です」と答え、しっかりとした足どりでクラブハウスへと戻った。試合についても「ああいう展開で嫌な雰囲気の中で粘り強く攻撃をしていって、勝てたというのは良かったと思います」と語った。
アクシデントに甲子園は騒然となったが、中野交代直後に泉口を打ち取り試合終了。藤川監督も試合後の会見で、中野について触れ「大丈夫です。現状では問題ないという風に。最後会話もして、自分が『ナイスプレー』と。本当は植田なんですけど、そこでも『いや植田です』とちゃんと答えられていたので、大丈夫だと思います」と語った。
場面は九回2死満塁。三塁手・佐藤輝の二塁送球がそれ(記録は野選)、中野がバランスを崩し、滑り込んできた一走・浅野と激突する形となった。頭を押さえる様子もあり、担架も用意されたが、中野は自力歩行でベンチへ。甲子園が静寂に包まれる中、藤川監督が植田との交代を告げた。
その後、2死満塁で泉口の打球はその代わった植田のところへ。難なくさばき、ゲームセットとなった。
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