阪神・大竹 29日巨人戦先発「自分のボールしっかり投げたい」得意の聖地で声援味方にする

 阪神の大竹耕太郎投手(30)が28日、先発する29日・巨人戦(甲子園)で、ホームの声援を味方につけて白星に導くと意気込んだ。

 夏のロードを終え、約1カ月ぶりに帰還する甲子園の初戦を任された左腕。聖地では今季5試合に登板し、4勝0敗、防御率1・10と好相性を誇る。「やっぱり歓声というか。ビジターより気持ちが乗っていきやすい」と明かし、「僕らも、お客さんも甲子園は久々なので。甲子園の雰囲気も味方につけていけるように」と意気込んだ。

 前回登板の12日・広島戦(マツダ)では4回0/3を7失点と大炎上。「自信を持って投げられなかった」という。中16日での登板へ、この日は日鉄鋼板SGLスタジアムでキャッチボールやダッシュなどで調整。「強気に、自分のボールをしっかり投げたい」と力を込めた。

 優勝が目前となった中での2位・巨人との直接対決にも「常に(気持ちは)高ぶってるし。そんなに意識はない」と淡々。それでも「カード頭なので、しっかり流れに乗せられるように」と7勝目へ静かに闘志を燃やした。

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