阪神・伊原 2被弾7敗目 粘投5回3失点も猛省「まだまだ力不足」 自身6連敗は「きっと何か原因がある」

 4回、オースティンに勝ち越しソロを浴び、脱帽する伊原(撮影・西岡正)
 2回、松尾に同点2ランを浴びる伊原
2枚

 「DeNA5-4阪神」(28日、横浜スタジアム)

 また負けた。阪神・伊原が2被弾に泣き、とうとう7敗目。「打たれたのは甘い球だった。高さやコースを頑張るところで頑張らないと、こういう結果になるなと、投げて感じました」。言い訳はせずに猛省。新人がプロの壁にぶち当たっている。

 初回に味方が2点を先制してくれた。このまますんなりといきたかったが、二回無死二塁から松尾に左翼席の最深部へ同点2ランを食らう。さらに、四回は先頭のオースティンに右中間へ勝ち越しソロを献上。マウンドではぼうぜんと白球を見送ることしかできず、5回6安打3失点で降板となった。

 直近の3試合は初回に失点。この日は立ち上がりこそ乗り越えたが、試合をつくることができなかった。「点を取られている時点でゲームをつくるとかの問題じゃない。五、六回を投げ切れないのはまだまだ力不足」。自分のふがいなさを素直に認めた。

 これで6月8日のオリックス戦を最後に白星なし。6月22日のソフトバンク戦から自身6連敗となっている。「打たれているボールはきっと何か原因があると思う」。序盤の好調時とは程遠い投球内容に、課題を見つけていくしかない。

 チームは残り26試合。もちろん、またチャンスはやって来るだろう。藤川監督は「1年目に故障なく乗り切ることじゃないですかね」と信頼は揺るがなかった。「下を向くことなく一生懸命やるだけ」とドラ1左腕。次こそ、必ずやり返す。

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