阪神・藤川監督 代打栄枝の好機で凡打「あそこの1点は非常に重要」「悔しがってもらいたい」奮起促す

 7回、三ゴロに倒れる栄枝(撮影・金田祐二)
 7回、三塁ゴロで凡退する栄枝(撮影・西岡正)
 ナインを迎える藤川監督(撮影・金田祐二)
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 「DeNA1-2阪神」(27日、横浜スタジアム)

 期待を込めて送り出したからこそ、物足りなさが残った。1点リードの七回1死三塁で阪神・藤川球児監督は代打に栄枝を送る。3ボール1ストライクからの5球目。栄枝は立命大の3学年先輩・東のカットボールを打ち損じ、痛恨の三ゴロに終わった。

 「3ボールからキャッチャーらしい読みが出せたのかというところが。野球の深み、あそこのもう1点というのは非常に重要なところで、大きなチャンスでもある」

 追加点を奪えず藤川監督は渋い顔だ。この夜、右の切り札・豊田が先発出場。「次の代打と言えば今の状態では栄枝」。19日・中日戦で左腕・マラーから2安打していたことも理由の一つだった。試合後には直接、栄枝と話したことも明かし、「そこで悔しがってもらいたいと言いますか、悔しがれるのか、そんなに何回もね…。勝負ですから」と厳しい言葉で奮起を促した。

 栄枝は猛省だ。代打の難しさは「言い訳にできない」と唇をかみ、「悔しい。結果を出したかった。次はしっかり頑張ります」と必死に前を向いた。指揮官はVロードを走る中でも勝負強さを求め、底上げを図っていく。

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