阪神・藤川監督 村上&才木で巨人2連倒 マジック背番号と同じ「22」に「非常にいいリレー」

 「巨人1-3阪神」(17日、東京ドーム)

 真夏の伝統の一戦で、虎が強さを見せつけた。阪神は初戦こそ落としたものの、今季初めて同一カードで起用した村上と才木のダブルエースで2連勝。巨人戦シーズン15勝は23年(18勝)以来6度目。優勝マジックが背番号と同じ「22」となった藤川監督は「非常にいいリレーだったと思います」と満足そうにうなずいた。

 早めの継投が功を奏した。先発・才木を五回で代えると、2点リードの六回は2番手でドリスをマウンドへ。1回を無失点にねじ伏せる投球に指揮官はニンマリだ。

 「ハートウィグがこの前(15日)出た場面でも、ドリスでいけるんですけど、いろんな選手の様子を見ながら。試してるわけではないんですけど、結果が全てですね」

 15日はハートウィグが2点リードの七回に同点弾を浴びた。結果的に逆転負けにつながったが、ブルペン陣はまだまだビルドアップ中というわけだ。七回以降は及川、石井、岩崎が無失点。日本新記録の40試合連続無失点を達成した石井については「シーズン中は同じ気持ちで戦ってもらう。それに尽きる」と多くの言及は避けたが、「ナイスピッチングです」とねぎらいの言葉も贈った。

 19日から京セラドームで中日2連戦。「ブラックユニホームを着られるので楽しみ。選手には疲労を取りながら頑張ってもらおうと思います」。お気に入りの“黒虎”に袖を通し、Vへのカウントダウンを進めていく。

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