阪神 今季最長の6カード連続勝ち越し!優勝Mは「29」佐藤輝明が31号含む怒濤の4安打 才木が完投で2年連続2桁到達の10勝目
「阪神5-2ヤクルト」(10日、京セラドーム大阪)
阪神がヤクルトに連勝し、今季最長となる6カード連続の勝ち越しを決めた。優勝マジックは1つ減って「29」となり、20台へと突入した。
初回2死二塁から佐藤輝の適時二塁打で先制。三回2死では再び佐藤輝が右中間へ31号ソロを放った。五回には坂本、六回には大山にタイムリーが飛び出し、効果的に得点を挙げた。さらに佐藤輝は八回にも右翼線二塁打でチャンスメークし、高寺がプロ初の3安打猛打賞となるダメ押し適時打を演出。今季2度目となる1試合4安打の大暴れとなった。チームとしても今季最多の16安打を放った。
投げては先発の才木が2失点完投。六回に代打の北村恵にソロを浴び、九回には丸山和にタイムリーを浴びた。それでも最後は佐藤輝の好プレーにも助けられ、リードを守り切って2年連続で2桁勝利に到達。DeNAの東に並んでリーグトップタイの10勝目とした。
お立ち台で才木は「疲れました」と一言。九回は佐藤輝の好守に「打たれた瞬間、ウォーッと思ったんですけど、頼りになりますね」と語ると、同級生からポンポンと肩をたたかれた。佐藤輝も「フラフラだったんですけど、良かったです」とかえしていた。
一方で心配なのは近本が途中交代したこと。六回の守備からベンチに退き、今季のフルイニング出場が途切れた。直前に一塁へ全力疾走していたが、交代の理由によっては大きな痛手となる可能性がある。
野球スコア速報
関連ニュース





