阪神 「こっからぶっちぎって優勝に向かっていきたい」マジック点灯逃すも、大竹のお立ち台にファン歓喜

 「阪神1-0広島」(29日、甲子園球場)

 阪神・大竹が7回無失点の好投で6勝目を挙げ、広島戦通算13勝1敗とキラーぶりを発揮した。

 大竹は序盤からスローボールを多投し、六回2死満塁のピンチでは坂倉を二ゴロに仕留めた。七回には無死満塁と絶体絶命のピンチを背負ったが、代打・野間を投ゴロ併殺打、続く大盛を左飛に打ち取って吠えた。

 大山と上がったお立ち台で左腕は「この前、坂本さんも言ってましたけど、こっからぶっちぎって優勝に向かっていきたいと思います」と話すと、スタンドからは大きな拍手が寄せられた。

 この日、阪神が広島に勝つか引き分け、中日が巨人に敗れると優勝へのマジックナンバー41が点灯していたが、中日が巨人に逆転勝ちしたことで、マジック点灯は持ち越しとなった。

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