阪神・佐藤輝 侍の中心になる「そこに近づいていきたい」来春WBCへ懸ける思い 球宴独占手記
「マイナビオールスターゲーム2025・第1戦、全パ5-1全セ」(23日、京セラドーム大阪)
「4番・三塁」でスタメン出場した阪神・佐藤輝明内野手(26)が、デイリースポーツに独占手記を寄せた。前半戦で自己最多の25本塁打をマークした虎の主砲は本塁打王への思い、侍ジャパンの中心打者を目指す覚悟を明かした。試合では3打数無安打にに終わったものの、ホームランダービーではフェンスオーバーを連発。夢の祭典で充実の時を過ごし、後半戦への決意を新たにした。
◇ ◇
オールスターは4回目の出場になりますけど、いろんな会話もすでにできてますし、本当にこんな機会はないなと思いますね。もうみんなとしゃべることができました。この2日間でバッター陣と野球のことをいろいろ話したいですね。新庄監督のサングラスは全然わかんなかったです。でも、「この調子で頑張って」と声をかけていただいたので、頑張りたいなと思います。
ホームランダービーは中野さんに投手をお願いしました。2年前にもお願いして、その時は全然打てなかったので、今日は打てて良かったです。いいところに投げてくれましたね。特に球の要望はしてないですよ。それはテレパシーで通じ合ってるんで。だって同期っすよ。
いやぁ、打ち過ぎでしょ、チャーハン(清宮選手のあだ名)。僕はもう満足です。いい当たりも出たので。抱き合った時には「次も頑張れよ」と言いました。応援歌などで盛り上げていただいたので、本当に感謝しています。
シーズンの話になりますが、本塁打王へのプレッシャーは別に感じていません。もっと終盤になってきたら、嫌でも意識しないといけなくなるでしょうけど。だから、自分からそうやって意識することはないかなと思いますね。もう5年目。浜風には散々嫌な目にあってきました。それを乗り越えてね、ホームランでタイトルを取れたら、さらにうれしいんじゃないかと感じてるところはありますね。
打点も森下が目の前で挙げても焦りはありません。競い合って、勝てたらいいなと思いますね。今年一番の打席か…。うーん。わかんないですね。それはシーズンが終わったら、あれかなというのがあるんじゃないですか。今はわかんないですね。
4番ということへの意識も特にはないんです。4番だからこうしなくちゃいけないというのは、僕の中ではない。侍ジャパンの4番に近づいているという感覚も、どうなんですかね。4番というか、いわゆる中心バッターってことですよね。もちろん、そこに近づいていきたいし、そのためにまず今年を頑張りたいなという思いはあります。
改めて、阪神ファンの声援は本当にありがたいです。僕はコロナの時期もあったんで、お客さんが入るようになってからはより声援を感じます。すごいモチベーションの一つにもなってます。勝つことが喜ばせられることになると思います。ここから黄金期になればいいなと思いますね。
野球スコア速報
関連ニュース





