阪神 高木豊氏が「日本を代表する投手になっていく」高卒ドラ2右腕を大絶賛 三振を奪えるポイントも解説「十分に1軍でチャンスはある」

 ウエスタン・中日戦で力投する先発の今朝丸=6月29日
 ウエスタン・中日戦の6回、山浅の投ゴロを処理する今朝丸=6月29日
 ウエスタン・中日戦の6回、浜の投ゴロを捕球する今朝丸=6月29日
3枚

 野球評論家の高木豊氏が17日、自身のYouTubeチャンネルに新規投稿。阪神のドラフト2位ルーキー・今朝丸裕喜投手を「日本を代表するピッチャーになっていくんだろうと思う」と絶賛した。

 今朝丸は高卒1年目の今季、ウエスタンで8試合に登板。4勝負けなし、防御率2・17と好成績を残している。高木氏が着目したゲームは6月29日の同・中日戦。7回3安打11奪三振1失点の投球を見せ、平田2軍監督も「もう花丸、二重丸、今朝丸やな。二重丸と花丸もプラスやろ」と絶賛していた。

 高木氏は「やっぱり三振の取れるピッチャーというのは1軍でも活躍できる。フォークかスライダーか、その2球種で非常にいいところから手を出しやすいところに投げている。三振が取れるというのが1軍で活躍できる目安になる」と解説。さらに「最速148キロでも今朝丸のストレートは速く見えると思う。球持ちがいい。そしてリリースポイントが速い。ゆっくりきてビュッと離す。だらっとしてないし、しっかりボールがたたけている。だから高めのボールを振るんだろうね」と評した。

 「スタミナもあると思う。報徳学園時代から鍛えられてるし、そんなに疲れがたまる投げ方をしていない。あとはどれだけピンチとかストレスを抱えながらイニングを増やしていけるか」と高木氏。「無理はさせないと思うけど、十分に1軍で投げるチャンスはあると思う」と絶賛した。

 来年以降についても「出てくるのは早い。日本ハムの達みたいなイメージ。阪神だったら才木みたいな投手になる。(ドラフトで)いい選手とってる」とべた褒めの高木氏。現在、投手陣は防御率1点台をキープ中。ファームにも期待の逸材が控えている。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス