阪神 痛恨サヨナラ負けもセ・リーグの貯金独占の珍事 今季開幕から初 勝率5割の3チームとは3・5G差

 プロ野球は27日、各地でリーグ戦が再開。セ・リーグでは貯金を持っていたDeNAと広島が敗れて勝率5割に転落。首位・阪神が今季初めて貯金を独占する異例の状況となった。

 DeNAは巨人の継投策の前にあと一本が出ず完封負け。八回にダメ押しの3点を失った。広島は先発の森下が今季最短の5回3失点でKO。打線も反撃することができなかった。

 阪神はヤクルトに痛恨の適時失策でサヨナラ負けを喫したが、貯金7でセ・リーグの貯金を独占。各チームが70試合前後を消化した中では珍しい状況だ。

 ただ2位から4位までの3チームは3・5ゲーム差で追う展開に。2位に浮上した巨人・阿部監督は「ゲーム差もそんなにないのでしがみついていく」と前を向いた。

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