阪神 直近10試合3勝7敗も2位とのゲーム差が今季最大タイに広がる珍事 セ・リーグでひとり勝ち

 「阪神2-0ロッテ」(19日、甲子園球場)

 阪神の新助っ人・デュプランティエが12三振を奪う好投で来日初完封勝利を挙げ、チームは7連敗後の連勝で3カードぶりの勝ち越しを決めた。

 交流戦開幕2カードで5勝1敗と好スタートした阪神だが、西武、楽天に2カード連続の3連敗を喫するなど、泥沼の7連敗を喫した。それでも18、19日とパ・リーグ最下位のロッテに連勝を飾り、カード勝ち越しを決めた。

 チームは直近10試合で3勝7敗。最大で14を数えた貯金は9まで減ったが、それでも2位・DeNAとのゲーム差は交流戦開幕時点より1ゲーム広がって今季最大タイの3・5ゲーム差となった。

 今年はパ・リーグの勢いが強く、パ・リーグの52勝に対し、セ・リーグは35勝と劣勢。この日は阪神以外のセ・リーグは全敗で、阪神のひとり勝ちとなった。

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