阪神が悪夢の3連敗 拙守連発で3試合連続の逆転負け 佐藤輝、森下の後逸から失点 八回には痛恨の走塁ミス
「西武4-1阪神」(12日、ベルーナドーム)
阪神が3試合連続の逆転負けで、今季2度目の同一カード3連敗となった。初回、森下の11号ソロで先制したが、先発・デュプランティエが来日最短の4回5安打4失点でKO。佐藤輝、森下の後逸も失点に繋がるなど苦しい展開が続いた。
初回、森下の11号ソロで先制。佐藤輝とならびリーグトップタイの46打点で流れを呼んだ。だが、直後のマウンドでデュプランティエは、1死から2番の滝沢を四球で歩かせると続く牧野の打席で暴投。二塁進塁を許すと、牧野は空振り三振に斬ったが、ネビンに中前適時打を浴びた。
さらに二回には先頭・山村の打球を右翼・佐藤輝が後逸。右中間寄りのライナー性の打球に対し、佐藤輝はチャージをかけたが、手前でバウンドした打球を処理しきれず後逸。攻めた結果が裏目になって、一気に三塁まで進塁された。さらに1死三塁から長谷川の左前打で勝ち越しを許した。
四回には先頭・源田に四球を与え、長谷川の送りバントで1死二塁。続く平沼の打球はフラフラッと左翼に飛んだ。左翼・森下はダイレクトで捕球できないと判断。捕球するアクションを見せ、走者の進塁を阻止しようと試みた。だが、不規則に回転した打球が大きく左にイレギュラー。結果的に失策も付き、打者走者も三塁まで進まれた。
さらに西川の右前打で4失点。デュプランティエも制球が不安定で、4回までの4四球で自己ワースト更新。来日最短となる4回を5安打4失点でKOとなった。
3点を追う八回には1死満塁を作ったが、一走・佐藤輝がけん制死でチャンス消滅。大山も遊ゴロに倒れ、無得点で終わった。
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