阪神・前川 プロ初一塁 高校以来「緊張感あった」も無難にこなす 打でも猛アピ5戦連続マルチ
「ウエスタン、ソフトバンク10-17阪神」(8日、タマホームスタジアム筑後)
新オプションをついに解禁した。阪神・前川がプロ初となる一塁で出場。守備機会を無難にこなすと、打撃でも結果を残し、1軍昇格をアピールした。
「3番・ファーストベースマン・前川」。聞き慣れないアナウンスに、スタンドの虎党からどよめきが起こった。高校以来となる一塁の守備。「初めてだったんで緊張感もあった」と振り返ったが、送球をしっかり伸びて捕球。鋭いライナーをキャッチするなど、適応力の高さを見せた。平田2軍監督は「いろんな準備をさせないといけないので」と起用の意図を説明。「ファーストもできるというのはチャンスにつながる」と話した。
好調の打撃はこの日も健在だった。初回に左前打を放つと、四回には右前打。これで自身5試合連続マルチ安打となり「コースに逆らわずに打てたことがよかった。徐々によくなってる」とうなずいた。
出場機会を増やすため、今後も「しっかり練習したい」と一塁に前向き。ただ「一番はバッティングだと思う。そこは継続して結果を出したい」と打力向上を最大のテーマとした。
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