阪神 広島に競り勝ち首位キープ 村上がリーグ単独トップの7勝目、同点打の近本は1000安打へあと「6」

 「広島2-5阪神」(30日、マツダスタジアム)

 阪神が敵地でのカード初戦に競り勝ち、首位をガッチリとキープした。

先発した村上が7回3安打1失点の好投でリーグ単独トップとなる7勝目。同点打を放った近本は今季61安打目で、節目の1000安打まであと6本とした。

 試合は二回、先発の村上が1死から坂倉、モンテロに連続二塁打を浴び、広島に1点を先制される展開となった。それでも1点を追う五回、2死二塁から近本が同点の中前適時打を放つ。

 ここまで広島・森下とは相性が悪く、試合前時点で8打数1安打の打率・125。この日も1打席目が中飛、2打席目が二ゴロと打ち取られ、今季10打数1安打の打率・100と苦しめられていた中、カウント3-1からカットボールを中前に運んだ。

 阪神は1点を追う四回1死二、三塁の絶好機で大山が三ゴロ、ヘルナンデスも遊ゴロに打ち取られて無得点。重苦しい展開が続いていた中で突破口を開き「(村上)頌樹が粘り強く投げてくれていたので、まずは追いつくことができて良かったです」とコメントした。

 さらにこの回、中野の中前打で一、三塁とチャンスを広げると続く森下の打席だった。打球は遊撃後方に上がり、左翼・ファビアンが懸命に前進。遊撃・矢野も全力で背走したが、両者が捕球寸前で激突する形となり、打球は左翼グラウンドを転々とし、その間に2者が生還した。

 この日、上空で左から右に吹く強風にも助けられた形で2点を勝ち越すと、以降は村上が得点を許さずリードを守り切った。並んでいた巨人・山崎を抜き、7勝目で再び単独でリーグトップに立った。

 打線は九回にも4年目の豊田がプロ初打点となる中越え二塁打を放つなど2点を加えた。

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