阪神・藤川監督 サヨナラ呼んだ代打・糸原を称賛「ずっと気持ちの据わった打席を毎打席送ってくれている」【一問一答】
「阪神1-0DeNA」(27日、倉敷マスカットスタジアム)
阪神が今季初のサヨナラ勝ちで延長戦を制し、首位を堅持した。0-0で迎えた延長十一回。代打・糸原、近本の連打と中野への申告敬遠で無死満塁とすると、森下が決勝の押し出し四球を選んだ。6番手の岩貞が2勝目を挙げた。藤川監督は糸原について「気持ちの据わった打席を毎打席送ってくれて」と称賛した。以下、藤川監督との一問一答。
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(TVインタビュー)
-今季初のサヨナラ勝利の気持ちは。
「この岡山で最終的に勝つことができたので、明日甲子園に気持ちよくみんなが帰れるので、それも含めて岡山のファンの声援のおかげで最後にボールをもらえたと思えますから、本当に感謝をしたいですね」
-サヨナラの味は。
「僕も現役のときはリリーフでしたから、よくサヨナラ押し出しというものは見てきたんですけど、最初のサヨナラがそれで、いわゆるリリーフ陣、投手陣がしっかりとつないできて、守る方もタイガースらしいサヨナラのシーンだったな、と思いましたね」
-右翼・佐藤輝、左翼・森下のポジションにはファンも驚いていた。
「キャンプから常にやってきていますから、この形がどうなっていくかは分からないですけど、チームにとってベストな形と判断すれば、もちろんこういう形を取るというのは当たり前ですね」
(囲み)
-糸原の存在感は。
「ずっとですね。気持ちの据わった打席を毎打席送ってくれて。自分ではない打者が(代打の)コールされた時もぐっとこらえて、我慢強さというか、チームに対する自分の立ち位置を見せるという意味では、グラウンド以外でも見えていますからね。練習から、そういうところはウソをつかないんだなと思いますね」
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