就任後初のサヨナラ勝ちに阪神・藤川監督「タイガースらしいサヨナラのシーンだったな」 2番手以降の完全継投は「私が現役のときを思い出すような」

 「阪神1-0DeNA」(27日、倉敷マスカットスタジアム)

 阪神が今季初のサヨナラ勝ちで連勝。首位をガッチリキープした。

 0-0の延長十一回、糸原、近本の連続長短打で無死二、三塁としい、中野は申告敬遠で歩かされて満塁に。ここで森下が代わったDeNA・颯からフルカウントから冷静に押し出し四球を選んだ。

 試合後、藤川監督は「僕も現役のときはリリーフでしたから、よくサヨナラ押し出しは見てきたんですけど、(監督として)最初のサヨナラがそれで。いわゆるリリーフ陣、投手陣がしっかりとつないできて、守る方も守りながらで。タイガースらしいサヨナラのシーンだったなと思いましたね」と振り返った。

 この日は阪神・才木、DeNA・バウアーの両先発がともに好投。藤川監督は相手右腕を「本当に素晴らしかった。カーブもスプリットも非常に切れていて、うちのバッターもてこずっていた」と称賛。負けじと相手に先制点を与えなかった才木を「気持ち一つかもしれない」と評し「先頭打者や投手に打たれたりといろいろあるが、とにかくホームを踏ませない。その気持ちは火曜日を投げるエースとしては大事な姿なので、才木らしいと思う」と目を細めた。

 2番手以降は一人の走者も出さないパーフェクトリレー。「私が現役のときを思い出すような。毎日こういうゲームで頭が下がるというところで」と最敬礼。「ベンチでも選手同士でも、リリーフ陣が頑張っているというところがあったので、チームが一つになれてゲームが行われている証拠。スクランブルで一つのゲームに臨んでますから、それが最後、こちら側に運が向いた結果だと思う」と投打一丸の勝利を強調した。

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