巨人戦初完封の阪神・才木 “アオハコの女神”に見守られ 世界に1枚のサイン色紙「どこに飾ろっかな」
「阪神4-0巨人」(20日、甲子園球場)
阪神は今季3度目の3連勝で、貯金を今季最多の7とした。先発の才木浩人投手は序盤から直球で押した。走者を背負う場面もあったが得点は許さず、中盤以降はペースアップ。三塁を踏ませない投球で今季初完投初完封で4勝目を挙げた。
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今春キャンプの最終日、ブルペンに投手陣、コーチ、スタッフがそろって、打ち上げの記念写真を撮影。才木は両手の人さし指と親指をL字にして合わせ、四角形を作った。
実はこれ、「アオハコポーズ」と呼ばれており、アニメ化もされている人気漫画「アオのハコ」にちなんだものだ。「恋愛だけじゃなくて部活だったり、親子関係もいろいろ描かれて。すごい面白いですよ。青春の全部が入ってる感じ」と魅力を語る、お気に入りの作品だ。
作者の三浦糀さんともSNSを通じて交流。先発して白星を挙げた5月6日・巨人戦を、東京ドームでスタンド観戦してもらい、試合後に初対面を果たしたという。「色紙とかグッズのタオルとかいろいろいただいて」。阪神キャップをかぶったキュートなヒロイン・鹿野千夏が描かれた、世界に1枚のサイン色紙をプレゼントされた。
「額縁を頼んでるので、ロッカーか、部屋か、どこに飾ろっかな」とハイテンション。“アオハコの女神”に見守られながら、ペナントレースを戦い抜く。(デイリースポーツ・丸尾匠)
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