阪神・藤川監督 村上マダックス「僕お兄ちゃんに教わってるんで」前川「何かが下がってそうしているわけではない」一問一答

 「阪神2-0中日」(10日、甲子園球場)

 阪神先発の村上が自身初の2試合連続完封勝利で、リーグ単独トップの6勝目を挙げた。球数98球でマダックス(先発投手が100球以内で完封)を達成。打線は初回に森下が中日・高橋宏から中前適時打を放って先制した。六回2死三塁では、佐藤輝が直球をとらえ左中間への適時二塁打をマーク。藤川監督の主な一問一答は以下の通り。

  ◇  ◇

 (TVインタビュー)

 -試合の流れをどう見ていたか。

 「高橋投手は初回、二回と徐々にボールが良くなっていきまして、今はシーズン前半の半ばぐらいですかね、そうなると安定が出てきますから。こちらの安定の方が今日は上回った、チームとしてそこに尽きると思います」

 -佐藤輝の一打は大きかった。

 「3番、4番と打点を挙げまして。その一方で大山が敬遠されるというところでは、チームとしての攻撃は相手にとって考えさせるところが、現状ではあるということですから、より丁寧にいきたいなと思います」

 (囲み)

 -村上は“マダックス”を達成した。

 「僕(レンジャース時代にグレッグ・マダックスの)お兄ちゃん(マイク・マダックス)に教わってるんで。お兄さんもすごくコントロール良かったですね」

 -前川は状態を見て、打順を組み替えたのか。

 「何かが下がってそうしているわけではない。打順が下がっていることで、パフォーマンスが落ちているから、どうこうではないということですね。また明日ですね」

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