阪神・藤川監督 2戦連続完封の村上を大絶賛「また成長しようとしている」「今日はちょっとだけホッとしてもらいたい」
「阪神2-0中日」(10日、甲子園球場)
阪神先発の村上が自身初の2試合連続完封勝利で、リーグ単独トップの6勝目をつかんだ。
九回1死一塁でボスラーを二ゴロ併殺打に仕留め、球数98球でマダックス(先発投手が100球以内で完封)を達成。藤川監督は「いやもう本当にいつも締まったピッチングをしてくれるといいますか、内野の守備も守りやすいですしね。すごくリズムのあるピッチングで今日も素晴らしかったですね」と大絶賛した。
9日・中日戦の雨天中止に伴ってスライド登板。初回のピンチを切り抜けると、二回以降は単打は許しても危なげないピッチングを繰り出した。
村上は初回先頭の岡林に左前打を許すと、犠打も決められ1死二塁。上林には右前にはじき返されるも、うまくチャージした森下の好返球で二塁走者が本塁憤死。バックの好プレーに助けられた。
開幕を託した右腕が、ここまで期待通りの活躍でチームトップの6勝。「おそらく昨年の自分へのフラストレーションというんですかね、それを結果で取り返そうとしている。また成長しようとしているんですけど、こちらも監督としてまだまだ、まだまだ満足させないように、ホッとさせないようにという思いでいますけど、今日はちょっとホッとしてもらいたいですね。素晴らしいピッチングでした」とうなずいた。
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