阪神 延長戦を制し3連勝!大山悠輔が開幕20試合目で待望の初アーチ→延長戦の決勝弾に 貯金は今季最多の「3」
「DeNA2-3阪神」(23日、横浜スタジアム)
阪神は大山悠輔内野手の決勝弾で3連勝。ビジターは7連勝で、貯金を今季最多の「3」とした。
九回、島本が2死二塁のピンチを防いだ直後だった。延長十回1死、大山が山崎康の直球を完璧に捉えた。弾丸ライナーの打球は左翼席最前列に飛び込み、敵地が阪神ファンの大歓声に包まれた。プロ入り後、最も遅い85打席目での1号。ベンチ前で仲間に祝福されようやく白い歯をこぼした大山。開幕20試合目で飛び出したアーチが決勝弾になった。
ヒーローインタビューでは「本当にここまでチームのみんなに助けられてきた。自分が助ける番になりたいと思っていた。それができてよかったです」と語った大山。盛大なコールには「まだ試合が終わっていなかったので。試合が終わった歓声が一番でした」と明かし、「チーム一丸となって勝ち取った勝利だと思います」と実感を込めた。
打線は初回先頭で近本が中前打で出塁し、中野の犠打で1死二塁。3番・森下が右前適時打を放って流れるような攻撃で先制に成功した。同点の四回は先頭の前川が左翼への二塁打で好機を演出し、2死満塁から中野が勝ち越しの右前適時打をマーク。前川は自己最長を更新する11試合連続安打を記録した。
投げては先発・門別が5回1/3を3安打2失点と粘投するも今季2勝目とはならず。三回は死球から2死二塁を招いて三森に右翼を越える同点適時二塁打を許すも追加点は与えなかった。ただ、六回は先頭への四球から1死一、三塁となったところで降板。交代した2番手・桐敷は牧に同点の右前適時打を浴び試合を振り出しに戻されたが、リリーフ陣が踏ん張ったことで大山の価値ある一発を呼び込んだ。
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