阪神・藤川監督 木浪のミス責めず「次どう立ち向かうか、ずっとゲームに出てるから問題はない」
「ヤクルト５－７阪神」（１７日、神宮球場）
左翼ファウルゾーンを歩く将に、虎党の大歓声が降り注ぐ。阪神は苦しみながらも今季２度目の延長戦を制して２連勝。藤川監督は「ファンの方、すごくうれしそうでしたね。それを見てみんなの頑張りが報われたなと思いました」とほほ笑んだ。
八回に勝ち越した試合は５－３の九回に暗転する。岩崎が１点を失い、なお２死二塁から、代打・赤羽の遊ゴロを木浪がファンブル。あと一人コールが響く中、同点に追い付かれたが「ゲームの中で起こることは仕方ない」と指揮官。「次どう立ち向かうか、ずっとゲームに出てるから問題はない」と背中を押した。
打線は４試合連続２桁安打となる今季最多タイの１４安打。それでも「最初の攻撃が納得いくものではなかった。勝った中でベンチサイドとしては反省しないといけない」と引き締めた。
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