甲子園ため息 阪神-ヤクルトは降雨ノーゲーム 計48分中断 一度再開アナウンスも再び雨脚強まる 好投デュプランティエ天仰ぐ 阪神ホーム初勝利は持ち越し
「阪神(降雨ノーゲーム)ヤクルト」(10日、甲子園球場)
計48分の中断の末、試合はノーゲームとなった。阪神が降雨によってノーゲームとなるのは2021年5月1日の広島戦(甲子園)以来4年ぶりとなった。
試合前から雨は降ったり、やんだりの状態だったが、予定通りの午後6時にプレーボール。三回に入ると雨脚が強まり、阪神先発・デュプランティエが2死を奪った後、午後6時44分から中断となり、マウンドとホームベース付近にシートが敷かれた。
雨が弱まったところで阪神園芸の整備が入り、46分の中断を経て、選手が守備位置につき、再開のアナウンスがされたところで再び雨脚が強まり、再び中断。マウンドに上がっていたデュプランティエは恨めしそうに天を仰いだ。午後7時32分に審判団はノーゲームを宣告。観客席のファンからはため息がもれた。
阪神先発のデュプランティエは三回途中まで被安打ゼロ、無失点の好投。打線は、初回2死から2戦ぶりに「3番・三塁」でスタメンに名を連ねた佐藤輝から右前打が飛び出し、場内は大歓声に包まれた。チームは今季本拠地初勝利を狙う中だったが、無念のノーゲームとなった。
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