阪神・森下 チーム甲子園初安打!詰まらされながらも4番が中前へポトリ 遠い1点「明日頑張ります」
「阪神0-1ヤクルト」(8日、甲子園球場)
今季初の甲子園球場をバットで最初に沸かせたのは阪神・森下翔太外野手だった。四回2死から高橋の内角カットボールに詰まらされながらも、白球を中前へポトリ。2025年のチーム聖地初安打は4番のバットから生まれた。
得点にこそつながらなかったが、球場の雰囲気は一変させる一打。本人は「いや、そんなことないですね」と謙遜したが、意味のある一本になった。ただ、二回無死は外角いっぱいの直球に見逃し三振。七回無死でも高めの変化球に空振り三振とチャンスメークはできなかった。
相手左腕の投球を「良かったんじゃないですか」と評し、短い言葉に悔しさを募らせた。九回も石山に二飛。1点が遠い展開となり、今季初の本拠地に六甲おろしは響かなかった。
この日は自身の前を打つ佐藤輝が体調不良でベンチスタート。“弟分”として燃える思いもあったはずだ。「明日頑張ります」。ヤクルトは昨季対戦打率・377と、セ5球団で最も相性の良かった相手。完封負けの借りはすぐに返す。
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