【糸井嘉男氏の眼】阪神打線はヤクルト・高橋、DeNA・ケイのようなタイプの左投手をどう攻略していくか
「阪神0-1ヤクルト」(8日、甲子園球場)
阪神は球団創設90周年の甲子園開幕戦を白星で飾れず連勝は3でストップした。今季初めて佐藤輝をスタメンから欠いた打線は、ヤクルト先発・高橋から攻略の糸口をつかめず、わずか3安打で三塁も踏めず今季2度目の完封負け。先発・才木は8回1失点と力投も2敗目。デイリースポーツ評論家の糸井嘉男氏は打線について「左投手をどう攻略していくか」と指摘した。
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テルの見せ場でしたが、惜しかった!1点を追いかける八回無死一塁の場面。代打で登場しましたが、結果は空振り三振に封じられました。ただ、やはり彼が出てくると球場の雰囲気ががらりと変わりますね。試合前の練習にも不参加だったようで体調が心配ですが、手洗い、うがいをきちんとしてほしいですね。
テルは空振り三振に封じられましたが、この日の高橋投手はとにかく素晴らしいピッチングでした。噴き上がるようなボールが抜群で、特に右バッターに対してカット気味にナチュラルに変化し、内側へ食い込んでくるボールに各バッターが苦しめられていました。
テルが三振に倒れた打席もカウント2-2から、キャッチャーが構えたところとは違うコースにいきましたが、結果的にいいところに決まりましたね。3日のDeNA戦で対戦したケイ投手を思い出すようなピッチングでした。タイガースとしては、今後こういったタイプの左投手をどう攻略していくかですね。
甲子園開幕戦は惜しくも負けてしまいましたが、球場全体が素晴らしい雰囲気に包まれていましたね。観衆は今季NPBで最多の4万2608人ですか!球団OBのレジェンドの方々も駆けつけてくださって、選手にはこんな場所で野球ができることを幸せに感じて、2025年も暴れてほしいですね!
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