阪神 ドラ3木下里都は「馬力があって使えそう」 OBが新人らしからぬ落ち着きも評価 「慌てるところがない」【キャンプ総括】
「阪神春季キャンプ」(28日)
阪神OBの中田良弘氏が1カ月に及んだ沖縄春季キャンプを総括し、ドラフト3位の木下里都投手(24)=KMGホールディングス=について、「馬力があって使えそう」と強力な中継ぎ陣に割って入るだけの力を持っていると語った。
中田氏は24日のDeNAとの練習試合で最速155キロを計測するなど、1回1安打無失点に抑えた右腕に関して「まずは馬力があるなという印象。石井は投げっぷりがいいなという感じだけど、またそれとは少し違う感じ。先発もできそうな感じを受けた。ボールには力があるよ」と評価した。
木下の長所は「馬力とやっぱり真っすぐ。力を感じる」とし、マウンド上での所作についても「すごく落ち着いてる。全く慌てるところが見られないのもいいね」とした。続けて「初めてのキャンプで、ブルペンで先輩が投げてるのを見てたら少しは力んでしまいそうなのに、木下は常にマイペースを崩さなかった。自分を持ってる投手だなと感じたね」とし、あえて求めるとすれば「落ちるボールかな。今も持ってないわけじゃないんだけど、1軍にずっと居続けようと思ったら、真っすぐだけではしんどい。落ちるボールに磨きをかけられれば、チームにとって大きな戦力になると思う」と期待を寄せた。
関連ニュース





