阪神・藤川監督 育成選手チャンスをつかめ 青柳抜けて支配下残り枠「4」に拡大 「本気でアピール」求む

 阪神・藤川球児監督(44)が25日、育成選手に支配下登録へのアピール指令を出して、育成からの早期昇格の可能性も示した。

 青柳が米大リーグ・フィリーズとマイナー契約したことで、支配下が66人となり、残りは1枠増の4人に。春季キャンプインを間近に控えた時期での“枠拡大”を、指揮官は「4枠空いたっていうことは、ものすごい大きい」と歓迎。「3枠だったらリスクマネジメントしなければいけない。4あるんで、チャンスを与えられる。上げるつもりでいるんで、選手を」と予告した。

 現在、球団史上最多の育成14選手が在籍。キャンプで宜野座スタートが決まったベタンセス、俊足が武器の大卒2年目・福島、ドラフトで新加入した工藤(四国ILp徳島)ら、育成にも魅力的な逸材がそろう。念願の支配下登録を勝ち取るためには、まずはキャンプが勝負となる。

 藤川監督は「育成の選手たちは本気でコーチたちにアピールした方がいい」と猛ゲキ。「バックアップに回れるか、スペシャリストか、困ったワンポイントでいけるか、とかを各担当(コーチ)が見て。育成だけどこんな選手がいます、ってなればいい。既存の支配下の選手にないものを持っていると、その可能性もある」。現有戦力の穴を埋めるような“一芸”を光らせる存在を求めていた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス