阪神・岡田監督 5連勝にも「そんな簡単じゃないですね」21日は雨予報も「才木はぜひやりたいと言ってたんで」【一問一答】
「阪神15-2中日」(20日、甲子園球場)
阪神の岡田彰布監督は15得点で今季初の5連勝に「1週間くらい前がウソみたいですけどね」と笑った。復調の要因を問われると「やっぱりボール球を振らないって言うのが」と言及。「去年のいいときのね、得点パターン」と目を細めた。
以下、岡田監督との一問一答。
-本当によく打った。
「ねえ。何といったらええか。なんか1週間くらい前がウソみたいですけどね」
-スタメン全員安打。今季最多14安打、今季最多15得点。
「まあ、ね。この3試合ぐらい前からかね。やっと、2桁、ヒットがで出して。昨日もいったけど、ね。これでふっきれたんじゃないかといったんだけど、そういう感じでね。きょうは、四球も絡んで、去年のいいときのね、得点パターンというか。そういう攻撃できましたね」
-タイガースらしいつながる野球があった。
「やっぱり、ボール球を振らないっていうのは、みんな選んで選んで、やっぱりそこじゃないですかね」
-中軸が仕事をした。
「そうですね、もうね、やっと3人が2割の大台に乗ったので、良かったですね」
-前川も4打点。初めての左投手との対戦だった。
「そうですね、ノイジーは昨日ちょっとね、走塁で足、膝を打ったので、あまり無理をさせないようにして、まさか左と当たると思わなかったけど、ちょうどいい機会だったし、どういうバッティングをするか楽しみだったんですけど、あとの打席も本当にうまく打ちましたよね」
-左投手への対応をどう見た?
「いやいや、これからまた左でもいこうかなという気になりますよね、はい」
-3日前と比べて何が変わった。
「いやいや、どういう、ねえ、兆しはあったんですけどね、徐々に、あんな長く続かないと思ってたんで、徐々に兆しはあったんだけど、やっぱりボールの見極めじゃないですかね。やっぱりタイミング取れるようになって、ボールの見極められるようになったっていうか、そこが一番じゃないですかね」
-大竹が2勝目。
「いやいや、ほんと、まあねえ、逆転されたりでねえ、ちょっとあの、ランナー出て力むとボールが高くなるというかね、だから大竹の緩急というかね、そういう持ち味をちょっとなくして力勝負みたいな感じにね、なるんで、三回からもうね、緩急で自分のピッチングしろって言ったんですけどね。それからやっと持ち味が出たんじゃないですかね」
-大竹本人のコメントにも監督に遊びを持って投げろと言われたと。
「ちょうどねえ、2回、なんかこう、ねえ、そんなストレート速くないからな、そんな力勝負してもね、自分の持ち味というのがね、特徴生かさないといけないからね、もっと遊べ、遊んで投球しろって言ったんでね」
-監督から言われた。
「いやいや、安藤コーチに言って、安藤コーチから指示したと思いますね」
-結果的に7回まで投げるごとにらしさが。
「だから球数多かったから今日は6回まで行けるかなという感じだったんだけど、7回までね、行ってくれたんで、まあ後ろのピッチャーもねずっと、結構、この3日間ぐらいは休んでるんだけど、まあ、ねえ、いつでも行ける態勢ではあったんだけどね、7回まで行ってくれたらもう十分ですね」
-投打噛み合ってきた。
「ああ、そうですねえ。本当にゲームの中でいい結果が出だすと、そんなもんなんでしょうね、野球って」
-2カード連続勝ち越し、5連勝。
「いやいや、まだそれは1試合1試合やるだけなので。そんな簡単じゃないですね、はい」
-明日に向けて。
「ちょっと雨がね、予報が悪いみたいなんだけど、才木はぜひやりたいと言ってたんでね。まぁ、できると思うので、先発が勝ち星つきだしたので、才木ももうついてるんだけど、今度また2勝目狙ってもらいたいですね」