阪神、完封負けでオープン戦12敗目 伊藤将、6回8安打3失点と課題残す

 6回、中村晃(後方)に右前適時打を浴びた伊藤将(撮影・中田匡峻)
 4回、遊邪飛に倒れた中野(撮影・中田匡峻)
 7回、東浜(右)から左前打を放つ佐藤輝(撮影・中田匡峻)
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 「オープン戦、ソフトバンク4-0阪神」(20日、ペイペイドーム)

 阪神は完封負けを喫し、オープン戦12敗目となった。

 先発の伊藤将は6回を投げて8安打3失点。4四死球と制球を欠いて毎回走者を背負い、課題を残す内容となった。2イニング目まで粘り強い投球を見せていたが、三回は安打と四球で1死一、二塁のピンチを招くと、柳田に先制の右前適時打。六回にも先頭の近藤に二塁打を許すなど、2点を追加された。

 オープン戦初登板の2月23日の巨人戦(那覇)で7失点と打ち込まれたが、その後は修正。13日のロッテ戦(ZOZOマリン)では5回2安打無失点と上々の仕上がりを見せていた。開幕へ向けて最終調整を行う。

 この日は、近本と大山が休養日のため欠場。4番には19日・ソフトバンク戦で2号ソロを放った佐藤輝が座った。

 打線は、ソフトバンク投手陣を前に苦戦。先発の東浜に6回1/3を4安打無失点に抑えられると、その後も杉山、オスナ、津森の前に得点を奪うことができなかった。

 不振に苦しむ中野は、「1番・二塁」でスタメン出場。しかし、中飛、遊飛、左飛、左飛と4打数無安打に終わった。8日・ヤクルト戦(甲子園)の二回に中前打を放ったのを最後に、30打席連続無安打となった。

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