阪神・岡田監督 ミエセス一発にも激辛評価「フリーバッティングはめちゃくちゃやんか、そんなもん」一問一答

 「阪神紅白戦、白組4-5紅組」(11日、バイトするならエントリー宜野座スタジアム)

 今キャンプ初の紅白戦。高卒2年目の門別が白組先発を務め、2回3安打1失点で開幕ローテ入りをアピールした。

 野手陣では両翼の2枠を争う選手たちが猛アピール。二回にミエセスが特大の勝ち越し2ランをたたき込むと、育成から昇格した期待の星・野口は三回に左翼線へバットを折りながらもタイムリー。さらに前川は4安打の大暴れとなった。試合後の岡田監督の一問一答は以下。

  ◇  ◇

 -門別は直球主体の投球で、バットの芯で捉えさせなかった。

 「高めも1球もなかったな。最後、ノイジーのときだけちょっと高めに構えたけどな。追い込んだからな」

 -2イニング目は。

 「初めてのキャンプで今ぐらい、一番な、投げて疲れとると思うけど。でもあれぐらい投げるわけやからな」

 -開幕ローテに前進。

 「そんなもん、まだまだや。開幕ローテって、開幕ローテのピッチャーも投げてないのに」

 -つかみはOKか。

 「ブルペンのボールが投げられてるいうことやんか。ブルペンで悪いやつはやっぱり、悪いやんか。ブルペン悪くて、バッター立ってええいうことはないよ」

 -野手では外野手争いのなかでアピールは。

 「いやいや、アピールなんかせいって言うてないやんか。わかるやんか。そのままやんか」

 -前川は想定内か。

 「想定内ってだから、練習でちゃんと打ってるんやから、そういうスイングができてるっていうことでそれだけやわ。あかんやつはあかんやんか。見たらわかるやん」

 -ミエセスにも1本が出た。

 「あの1本って言うてもフリーバッティングはめちゃくちゃやんか。そんなもん」

 -まだ主役ではない。

 「ホームランてそら、たまたま当たったんやろ」

 -湯浅は。

 「あかんやろ。ブルペンでも全然いってないやん、ストレートとか。見とっても。今日のやったらしんどいな」

 -球速表示は出ているが。問題は。

 「湯浅だけやな。初球から球速ばっかり見とったんな。だから落ち着いて投げって。後ろは喜怒哀楽出したらあかんてなあ。ホームラン打たれても平気な顔しろって言ったやんか。グラウンドに帽子を投げてるようなピッチャー、俺は使わへんよ。悔しかったら打たれんように投げたらええねん。そういうことやねん。おまえが悔しいんちゃうねん。チームが悔しいねん。そやろ?」

 -漆原は。

 「どっちかと言ったら変化球ピッチャーだよな。漆原が一番ブルペンで変化球投げてるやんか。ストレートがそんな行けへんからコース狙うとボールになるやんか、バッターが立つと」

 -新人が初めて監督の前でプレー。持ち味は出ていたか。

 「なんで走れへんのやろ。なんで、藤本にも走らせ言うてんのに、ホンマに秀太にもサードコーチャーに。ミーティングの時から走ったらええ言うてんのに。走らせへんのやろなあ。ワンバン出たら注意して、おまえ逆やろって。そういうのがアカンねん。だから」

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