阪神・村上 4イニング連続失点で5回11安打8失点と炎上 牧原と山川には被弾
「オープン戦、ソフトバンク-阪神」(19日、ペイペイドーム)
阪神の村上頌樹投手が2本塁打を浴びるなど5回11安打8失点と大炎上した。1試合2被弾と5失点以上は昨季の公式戦で一度もなかった。
初回は三者凡退で立ち上がった右腕だが、二回に崩れた。先頭の4番・山川に左前打、続く近藤に左二塁打を浴びて無死二、三塁のピンチを背負う。栗原の右前適時打で三走・山川が先制のホームを踏み、二走・近藤も本塁を狙ったが、森下、大山とつなぎ本塁生還を阻止した。1死一塁でウォーカーを見逃し三振に仕留めたが、牧原大にカウント0-1から高めに浮いたボールを右翼のホームランテラスに2ランを浴び、この回3失点となった。
三回は1死から今宮に左前打を許すと、2死一塁から山川に直球を左翼席に2ランを運ばれた。
四回には2死一、二塁から周東に右翼線への2点適時打を浴び、さらに五回は1死一塁から近藤に右翼への適時二塁打を許した。
昨季セ・リーグMVP右腕は開幕2カード目となる4月2日・DeNA戦(京セラ)での先発が見込まれるが、不安を残す投球となった。