阪神・高寺が昇格 1軍生き残りへ「しっかり結果しっかり準備」 岡田監督も注目「結構打っとるやろ」

 阪神・高寺望夢内野手(21)が7日、8日・ヤクルトとのオープン戦(甲子園)からの1軍合流が決まり、アピールを誓った。春季キャンプから打撃で成長を見せてきた高卒4年目。磨きをかけたバットで存在感を見せていく。

 成長著しい若虎にチャンスが訪れた。高寺が表情を引き締めながら1軍合流の心境を口にする。「しっかり結果も出ている。いい感じで打てている。(1軍でも)しっかり準備してやりたい」。開幕1軍生き残りへ持ち味は存分に発揮する。

 結果は示し続けていた。今春教育リーグでは11打数5安打で打率・455。要因は追い込まれても際どいボールをファウルでカットして逃げられるようになったこと。「ファウルの打ち方。それができるようになってきた」。取り組んできた技術が身になりつつある。

 2軍首脳陣の推薦もあっての1軍合流。岡田監督も「(高寺は)結構ヒット打っとるやろ」と注目。さらに控え組で熊谷ら足を武器にする選手がそろう中で、高寺が打撃でアピールすればシーズン中の代打起用も「当然そらあるよ」と戦力として計算に入れる考えだ。

 期待は裏切れない。高寺は2022年に1軍公式戦デビューも、昨季は1軍出場なし。「悔しかった」。この日は鳴尾浜での2軍全体練習に参加。昨季の悔しさを胸に今年こそ1軍戦力になる。

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