阪神・岡田監督 控え組先発は主力に「ありがたみを分からせようと思ったんや」「それだけ難しいということよ」【一問一答】

 8回、森下(右)が空振り三振に倒れ、選手交代を告げベンチに戻る岡田監督(撮影・伊藤笙子)
 5回、選手交代を告げる岡田監督(撮影・田中太一)
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 「オープン戦、ヤクルト1-0阪神」(24日、ANA BALL PARK浦添)

 阪神はわずか1安打でオープン戦開幕から2連敗となった。岡田監督は控え組をスタメンに並べた意図を「ありがたみを分からせようと思ったんやけどな」と説明。主力をあえてリリーフ投手に1打席でぶつけたことに「それだけ難しいということよ」とレギュラークラスに理解させることが狙いだったことを明かした。岡田監督の一問一答は以下の通り。

  ◇  ◇

 -村上の投球について。

 「(初回に)ヒット2本打たれた時、昨日のまたアレ(伊藤将の7失点)かな思うたけど、まあ1点で良かった」

 -本人は試したいことを試せたと言っていた。

 「ブルペンでも去年と遜色ないようなボールを投げとるから。抑えられると思うけど、まだまだや」

 -次は投球回数を延ばすのか。

 「3回を投げたら次は5回やろ。そんなん、だいたいの流れやからな。今度は甲子園になると思うけどな。甲子園では5試合あるからな。みんな(先発ローテ組)だいたい1回は投げておかんとな、マウンドでな」

 -若い野手を先に起用した。

 「そうや、逆にしたんや。交代して、後で出るヤツのありがたみを分からせようと思ったんやけどな。後から出て行くとなかなか打てんやろ。他の代わったヤツな、いつもと逆やけどな。それだけ難しいということよ、1打席いうのはな、準備しかりなあ」

 -結果的に1軍クラスの投手と対戦した。

 「いつも先発陣しか当たらんからなあ、先いくとなあ。そういう意味ではな、だいぶまた違ったピッチャーと当たるしな」

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