阪神 岡田監督が見せた心配り 2軍選手が余命宣告を受けたおじに勇姿を見せられたわけとは?

 打撃練習を見守りながら笑顔を見せる岡田監督=7日
 延長十二回、代打の狩野は左線へサヨナラ安打を放ち、出迎える岡田監督とがっちり握手を交わす=2007年3月
 キャンプ中、笑顔で走る鳥谷(左)と狩野=2004年2月
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 関西テレビの「ジャンクSPORTS」が14日、関西地方で放送され、川藤幸三氏ら阪神OBが出演。38年ぶりの日本一を達成した岡田彰布監督の秘話が明かされた。

 狩野恵介氏は、岡田監督が2軍監督時代に入団し、その優しさに触れた。「僕のおじが病気で余命宣告をされていた時に、練習試合があった。でも、その日が大雨で中止となるところだった」と狩野氏。その試合をおじが観戦する予定だったが、とても試合ができる天候ではなかったという。

 しかし、岡田監督が相手ベンチへ行って事情を説明し、「半イニング(1イニングの半分)でいいからやらせてほしいとお願いして、(その試合に)僕を出させてくれた」と明かした。試合に出場している姿を見たおじは「(その後)亡くなったが、よい思い出ができたと言ってくれた」と振り返った。

 一方で、浜中治氏は、「2軍戦が中止になると、オイ、パチンコに行くぞと、僕や(同期入団の)関本(賢太郎氏)を連れていった。岡田監督にはパチンコのイメージしかない」と笑わせた。関本氏も「パチンコが好きだった。1軍ではできなかったんでしょう」と名将の思いを代弁していた。

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