【AREで賞】阪神・梅野が帰って来た いきなりバズーカ発動 半年ぶり実戦「出られたことが良かった」

 3回、島田の二盗を阻止する梅野(打者・森下)=撮影・飯室逸平
 3回、島田の二盗を阻止する梅野(打者・森下)=撮影・飯室逸平
 ウオーミングアップをする梅野(撮影・田中太一)
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 「阪神紅白戦、白組2-2紅組」(12日、バイトするならエントリー宜野座スタジアム)

 梅ちゃんが帰ってきた。体調不良から阪神の梅野隆太郎捕手(32)が復帰し、「6番・捕手」で先発出場。「久しぶりに出られたことが良かったですね」。骨折した昨季8月13日のヤクルト戦(京セラ)以来、およそ半年ぶりの実戦。いきなり攻守で元気な姿を見せた。

 名前がコールされると大歓声に包まれる。待ちに待った復帰戦。まず、三回無死一塁の守備で魅せた。臨時代走の島田がスタートを切ると、矢のような送球を二塁へ。「自分がどうこうよりも、若い投手を助けることができて良かった」。自慢の梅ちゃんバズーカでスタンドを沸かせた。

 さらに、バットでもアピール。四回1死から三遊間に打球を飛ばすと、全力疾走で内野安打。「2打席やったけど、タイミングを変えてみた」。オフから取り組んでいる打撃フォーム改造を実戦でも試している。

 昨季まで立てて構えていたバットを、肩に乗せるようにして寝かせるスタイルに変更。「いい意味でトライしていこうとやってるところ」。ついに切った再スタート。梅野の24年が始まった。

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