阪神 鳥谷臨時コーチがドラフト3位・山田を絶賛「体の使い方が上手」「見栄えがいい」夏の甲子園沸かせた仙台育英の主将

 山田(左)は鳥谷臨時コーチから指導を受ける(撮影・山口登)
 鳥谷臨時コーチ(左)が見守る中、ロングティーする山田(撮影・山口登)
 練習中、笑顔を見せる山田(左)と遠藤(撮影・山口登)
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 「阪神2軍春季キャンプ」(7日、具志川)

 臨時コーチとして招かれた阪神OBの鳥谷敬氏(42)が前日の1軍キャンプに続き、若虎にも“イズム”を注入した。

 ドラフト3位・山田(仙台育英)、ドラフト4位・百崎(東海大熊本星翔)、戸井、遠藤、高寺らの早出特守から遊撃ノックを見守り、指導した。

 通常メニューの守備練習でも約45分間、熱血指導。高卒1年目や2年目の選手に伝えたかったのは、けがをせずに試合に出続けるための「体の使い方」。

 打球を前にこぼしてから捕球して一塁へ送球する練習も敢行し、「自分の体の力の向きがどっちに向いてるのかっていうのを感じてほしくて。その場に落ちてしまえば、体の向きは、一塁方向に向いていないので。しっかり一塁方向に力が向かっていると、落としたものが、必ず一塁方向に転がっていくはず」と意図を明かした。そうすることによって送球もスムーズになり、余計な負担も少なくなるという。

 サブグラウンドで行われた特守でも、早出のメンバーに約50分間指導。一日を通して鳥谷氏が特に熱視線を送ったのが山田だった。「山田選手は体の使い方が上手」と話した上で、「練習でノックを受けるよりも、いざ実戦の方が見栄えがいいというか。練習の細かいプレーよりも、シートノックやゲームノックで見ている方が、非常に体の使い方も上手に見える」と実戦向きと評価した。

 フリー打撃でも和田2軍監督と後ろから熱視線。ロングティーも見守り、「非常に芯に当てる能力は高いなって話を監督としてました」と称賛した。山田も「見ていただいてることは嬉しいですし。これから、自分の結果がすべての世界だと思うので、そこにこだわってやっていけたらいいなと思います」と笑顔を見せた。

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