阪神・岡田監督 タブレット持ち込みは「何かね、違うことに使われるというかね」不正の危険性?「すごくそういうのが発達」

 座長を務めた岡田監督(撮影・佐藤厚)
 12球団監督会議に臨む岡田監督(中央)=代表撮影
 会場に向かう岡田監督(撮影・佐藤厚)
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 プロ野球の12球団監督会議が16日、都内のホテルで行われ、ソフトバンク・小久保監督からベンチ内のタブレット持ち込みについて提案があった。ただ座長を務めた阪神・岡田彰布監督は慎重な姿勢を崩さなかった。

 終了後の会見でタブレット端末の持ち込みについて問われると「小久保監督から出たんですけど、僕もメジャーの映像を見たんですけど、ベンチに帰ってきて大谷選手が後ろ座ってタブレット見てるというのは何回か見たことあるんで」と語った上で、「あのー、それは今日いきなりオッケーじゃなしに、これは一回検討事項としてね」と慎重な姿勢を示した。

 その理由として「何かね、違うことに使われるというかね、今はすごくそういうのが発達しているんで。もっと色んなことに使う、そういう違うことに使うというのも出てくると思うんで」と指摘。ベンチに持ち込むことにより、サイン盗みなど“不正”の温床になる可能性も否定できない。

 自身の打撃フォーム解析、相手の配球などを可視化できる一方、ゲームのリアルタイム映像で捕手のサインなどベンチから見られない角度のものも視聴できるようになる。それだけに「まだオッケーになったわけではないので、そういう検討していくということですね」と岡田監督は語っていた。

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